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2008.01.26 (Sat)

秘密の花園 (1993年 / アメリカ)

言わずと知れた児童文学の名作、フランシス・ホジソン・バーネットの原作を
美しい色彩と繊細な表現で、みごと映像化。

まず ”秘密の花園” という、甘美な響きがたまりません!
子供の頃、こういう誰も知らない場所や秘密基地って憧れたよな〜。
そんな懐かしい気持ちを思い出させてくれるステキな映画です。

そして映像が美しい!
時代がかった伯爵の館も召使いの服装も、もちろん花園も。
映像美ってこういうこというのね、と思える夢のような色彩にうっとり。

秘密の花園
秘密の花園
おすすめ度★★★★☆

【 ストーリー 】
インドの大邸宅で誰にも愛されずに育った10歳の少女メアリーは
突然の大地震で両親を失い、イギリスに住む伯父の館に引き取られる。

女中頭のメドロックはメアリーを不器量な子だと言い放ち、冷たい態度。
富豪の伯父は、10年前に妻を亡くした悲しみから未だ立ち直れず
年中家を空けてばかりいる。

その中で唯一、召使いのマーサだけは自分に親切に接してくれる。
今まで他人と心を交わしたことのなかったメアリーは
マーサの優しさに触れて、少しずつ心を開いていく。

ある日メアリーは屋敷の中で1本の鍵を見つけ、
これは庭園の奥にある秘密の扉の鍵に違いない、と確信。
マーサの弟であるディコンに打ち明け、2人はこっそり扉を開けてみる。

と、そこには伯父が妻の死とともに封印した花園の
枯れ果てた姿が広がっていた。

秘密の花園をどうにか生きかえらせようと思う2人は
それから毎日、誰にもないしょで木々草花の手入れをすることに。

ある夜、屋敷の中で不思議な声を聞いたメアリー。
声のする方へ向かって歩き、ある部屋にたどり着くと
白い顔をした男の子がベッドに横になっていた。

彼はメアリーのいとこのコリンだと言うが…。


【 見どころ&感想 】
子供たちの演技が素晴らしいです。

ずっと孤独に生きてきたメアリーは、最初全然笑顔がなくて。
いつでも周りを警戒してしかめっ面なのですが。

マーサやディコンのあたたかさに触れ、花園の手入れをしていくうちに
だんだんと心がほぐれていく様子がよく表現されています。

メアリーの服装の変化にも注目。
最初は色も暗めのかっちりスキのない服装だったものが、
だんだん明るくふんわりした雰囲気に変わっていく。

全体的にセピア調で落ち着いた画面も、
花園が息を吹き返すとともに色を増してより美しくなっていきます。

素朴で優しいディコンと、病弱でワガママないとこのコリン。
全く違うタイプの少年2人もうまく描かれています。


【 スタッフ&キャスト 】
制作総指揮 : フランシス・フォード・コッポラ
監督 : アグニエシュカ・ホランド
脚本 : キャロライン・トンプソン
原作 : フランシス・ホジソン・バーネット
音楽 : ズビグニエフ・プレイスネル
出演 : ケイト・メイバリー / ヘイドン・ブラウス / アンドリュー・ノット


▼こんな本も出ているのですね〜。
秘密の花園クックブック
秘密の花園クックブック


▼関連作品
リトル・プリンセス 小公女
同じくフランシス・ホジソン・バーネット原作。アニメでもおなじみ。

テーマ : 心に残る映画 - ジャンル : 映画

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