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2008.03.11 (Tue)

長くつ下のピッピ (1969年 / スウェーデン / 西ドイツ)

大好きな児童書 『 長くつ下のピッピ 』 の映像化。
1969年スウェーデン&西ドイツ(まだ東西分かれていたのね!)制作、
日本では1970年代にTV放送された(らしい?)ものです。

なので、画像はびっくりするほど古いです。
古い作品だとDVD化に伴ってデジタルリマスターされることもありますが、
もうこれは、リマスターなんてしないぜ!という潔いほどの低画質(爆)

でも内容はスバラシイ!!!
原作のイメージそのまんまのおてんばピッピが
サイコーにかわいいです!!!

逆に古い映像が素朴で新鮮。
スウェーデンの自然タップリな美しい景色とおしゃれな家具もステキ〜。

長くつ下のピッピ
長くつ下のピッピ
おすすめ度★★★★☆

【 ストーリー 】
赤毛のおさげにそばかすだらけの女の子、ピッピが
トミーとアニカのお隣さんに越してきた!

ぶかぶかな靴を履き、枕に足を乗せて寝る。
思うがままに行動しちゃう元気いっぱい少女、ピッピは
お父さんとお母さんはいないけれど、独りで何でもできちゃうのです。


【 見どころ&感想 】
ピッピ役のインゲル・ニルソンが、とにかくはまり役!
かわいくって元気いっぱいで、原作イメージのピッピそのまんま、です。

日本でTV放送されたままをDVD化しているので
原語ではなく、日本語吹き替えなのが残念。
できれば原語(もちろん日本語字幕付き)で見たかったな〜。

そして吹き替えでは、ピッピ役を岸田今日子さんが担当されていてびっくり!

最初はえ〜っ!?と思いましたが(←失礼!)
ぶっきらぼうというか、いい意味で抑揚のない話し方が意外とピッピっぽいかも。

でもトミーとアニカ役は、声優さんがうんぬんではなくあきらかに合ってないような・・・。
特にアニカは子どもにすら聞こえないし。。。(爆)
それがなければ★5個だったな〜。

シリーズで4巻まで出ています。
3、4巻は一部声優さんが違います。


【 スタッフ&キャスト 】
監督 : オッレ・ヘルボム
脚本 : イドレント・イドーム
原作 : アストリッド・リンドグレーン
音楽 : ゲオルグ・ピーデル
出演 : インゲル・ニルソン / ペール・スンドベルイ / マリア・ペーション


▼シリーズ4作品が入った限定BOX。ゴージャス!
長くつ下のピッピ 世界一のおてんばBOX(初回限定生産)
長くつ下のピッピ 世界一のおてんばBOX(初回限定生産)


▼原作3冊セット。他にも絵本や文庫などたくさん出版されています。
リンドグレーン作品集 長くつ下のピッピ 3冊セット
リンドグレーン作品集 長くつ下のピッピ 3冊セット


▼北欧関連作品
ロッタちゃんはじめてのおつかい
同じリンドグレーン原作。こちらもほのぼの、こころあたたまる作品です♪
ヘイフラワーとキルトシュー
フィンランドに住む姉妹のお話。カラフルなインテリアやファッションも見どころの一つです。

テーマ : DVDレビュー - ジャンル : 映画

EDIT  |  10:28  |  スウェーデン映画  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.02.09 (Sat)

リトル・プリンセス / 小公女 (1995年 / アメリカ)

どんな困難にもめげずに、まっすぐ、強い心を忘れないセーラが魅力的!
儚げなイメージのアニメや原作とはだいぶ設定や内容が違うので
おぉっ?と思うかもしれませんが、私はこの映画の世界観が大好きです。

緑色をベースにした美しいセットや衣装など美術面も見ごたえ充分で、
建物や家具、少女たちの制服の美しさにうっとり。
独裁者の女校長ミス・ミンチンはとことんイジワルに、
セーラはどこまでもまっすぐ強く描かれているところもいい!

リトル・プリンセス 小公女
リトル・プリンセス 小公女
おすすめ度★★★★★

【 ストーリー 】
父の深い愛情を受けてインドでのびのび育ったセーラ。
しかし父が戦地に赴くこととなり、セーラは亡き母も若き日を過ごしたという
ニューヨークの厳格な寄宿学校へ入ることに。

天真爛漫、まっすぐで思うとおりに話し行動するセーラに
最初は戸惑い気味だったクラスメート達も、たちまち彼女が好きになる。

独裁者で規律に厳しいミス・ミンチンはセーラが鼻に付くが
金持ちな父からの寄付金も多く、表面的には歓迎する。

が、ある日セーラの父の戦死の報告が入ると態度を一変。
セーラは家具や荷物を全て没収され、
メイドのベッキーと共に屋根裏部屋で生活するよう告げられ…。


【 見どころ&感想 】
インドでのびのび暮らしていたセーラの言動や行動に
最初は戸惑い気味だったクラスメートが、
彼女の魅力にぐんぐん引き込まれていく姿がいいです。

くるくる変わる表情と緩急つけた声のトーンで
臨場感たっぷりに物語るセーラは本当にステキ。
観ているこちらもぐいぐい引き込まれてしまいます!

セーラ役のリーセル・マシューズはもちろんですが、
他の子役たちの演技力も素晴らしい。
寄宿学校にいるクラスメート達はそれぞれに個性的で
あぁこういうコいるよね〜、とリアルに感じます。

あっという間にみんなの人気者になったセーラを目の敵にするラビニアは
この映画ではそんなにイジワルっぽさが目立ちません。
逆にセーラにやりこめられている感があるので
弱気な部分が垣間見えてキライじゃないな〜(笑)

きっとラビニア以上にミス・ミンチンのイジワルっぷりが
際立っているからでしょうか(爆)

寄宿学校のメイド、ベッキーもかわいいです。

また原作とは違う、この映画ならではの幻想的な世界観もステキ!
一見お伽話チックなところもあるのですが、
無理矢理感がなく、素直に感動しちゃいました。

しかし気になるのは、このDVDのジャケット。。。
同じワーナー・ブラザーズ社制作の前作 『 秘密の花園 』 は
あんなに美しいジャケットなのに、なぜに今作はこのデザイン…?

いや、リーセル・マシューズはかわいいしクローズアップしたい気持ちも分かりますが、
個人的にこのジャケットはあんまり好きじゃないな〜。なんか暗い(笑)
もっと映画の世界観そのままに、緑を基調とした美しさを目立たせればよかったのに。
なぁんて思ってしまうのでした。


【 スタッフ&キャスト 】
監督 : アルフォンソ・キュアロン
脚本 : リチャード・ラグラヴェネーズ / エリザベス・チャンドラー
原作 : フランシス・ホジソン・バーネット
音楽 : パトリック・ドイル
出演 : リーセル・マシューズ / エレノア・ブロン / ヴァネッサ・リー・チェスター


▼関連作品
秘密の花園
フランシス・ホジソン・バーネット原作の不朽の名作を映画化。
子供たちの心の変化と美しい花園が息を吹き返していく様が素晴らしい!

テーマ : 心に残る映画 - ジャンル : 映画

EDIT  |  13:01  |  アメリカ映画  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.02.05 (Tue)

ミトン (1967年 / ソ連)

1969年にヒットした 『 チェブラーシカ 』 のスタッフが
それより以前、1967年に制作したパペット・アニメーション。
表題作の他に、1972年 『 ママ 』 と1970年 『 レター 』 の
合計3本を収録した短編集です。

ミトン
ミトン
おすすめ度★★★★☆

【 ストーリー / ミトン 】
子犬を飼いたい少女アーニャ。けれどもママは猛反対。
仕方なく真っ赤なミトンの手袋を犬に見立てて戯れていると
手袋が子犬になっちゃった!?


【 見どころ&感想 】
これが40年前に作られた作品なの?と驚くほどの出来にびっくり。
ちょっぴり寂しげなパペットの表情と色使いは、ソ連特有の表現力なのかな。
そこがまたノスタルジックで胸がキュンキュンしちゃいます。

セリフを全く使用せず、音楽とパペットの微妙な表情の変化と動きだけで
物語は進むのですが、ちゃんと話の内容が分かるところがスゴイです。
毛糸やフェルトのレトロな質感も、ほのぼの感たっぷりでかわいい♪

個人的にはほのぼのムードの 『 ミトン 』 が一番好きです。
『 ママ 』 と 『 レター 』 はパペットの作りがよりシュールで、
作品全体からどこか哀愁漂う切なげな雰囲気が。
好みにもよると思いますが、小さなお子さんはちょっとコワイと感じちゃうかも?


【 スタッフ&キャスト 】
監督 : ロマン・カチャーノフ
原作 : セルゲイ・ミハルコフ
脚本 : ジャンナ・ヴィッテンゾン


▼レアグッズをセットにした完全数量限定BOX。
ミトン なかよしBOX
ミトン なかよしBOX

テーマ : アニメ - ジャンル : 映画

EDIT  |  14:29  |  アートアニメーション  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.01.30 (Wed)

チキ・チキ・バン・バン(1968年 / アメリカ)

文句ナシに楽しめる、極上エンターテインメント!

ハラハラ、ドキドキ、ワクワクetc...。
大人になっても忘れたくないキラキラがたくさん詰まった
最高に面白くて夢いっぱいのミュージカル映画です!

お馴染み♪チキチキバンバン〜♪のリズミカルなメロディは
観終わった後もずっと口ずさんでしまいます(笑)

チキ・チキ・バン・バン (コレクターズ・エディション)
チキ・チキ・バン・バン (コレクターズ・エディション)
おすすめ度★★★★★

【 ストーリー 】
日々夢を追って発明に明け暮れるカラクタカス・ポッツは
かわいい2人の子供と、これまた自由人な自分の父親と一緒に暮らしている。

優しく素直な子供たちは発明家であるポッツを心から慕い、
生活力はないものの、不満に思うことなく毎日幸せに暮らしている。

ある日ポッツは子供たちにねだられ、
廃品寸前のガラクタとなった元レーシングカーを改造。
チキ・チキ・バン・バンと名付けられたその車に子供たちも大喜び。

早速海へピクニックに出かけることにした3人は
途中、大手製菓会社の令嬢トゥルーリーに会い
子供たちの提案で、彼女も一緒に海に行くことに。

楽しく幸せな時間を過ごした4人。
チキ・チキ・バン・バンに乗り込み、そろそろ帰ろうかという頃
海に浮かぶ大きな船がこちらに近づいてきて…。


【 見どころ&感想 】
歌もダンスも演技力もストーリーも、どれをとっても素晴らしい!

特にポッツ役のディック・ヴァン・ダイクの存在感がスゴイ。
ダンスシーンで難しそうなポーズをサラリとキメる、
まるで操り人形のような動きはさすがですね!

くるくる変わる表情も豊かで楽しいです。
子供たちに見せる父親の顔は、優しさと愛に溢れていて。
発明品をあれこれ試す姿は本当に楽しそうで、
観ているこちらまで楽しくなってきちゃいます。

おじいちゃん役のライオネル・ジェフリーズも
渋さとコミカルさがいい感じにミックスされていてかっこいい。
子供たちもかわいい。トゥルーリーも美しい〜。

そして何と言ってもこの映画の見どころは
陸海空を変幻自在に飛び回るチキ・チキ・バン・バン!
夢のようなこの車、ホントにあったら楽しいだろうな〜。

笑って泣いて、ほんわり幸せ気分になって。
145分間、私もみんなと一緒にチキ・チキ・バン・バンに乗って
空飛ぶ旅をした気分になりました。

イギリスののどかで風情ある景色や、
トゥルーリーのゴージャスなドレス姿もステキです。

こういう映画、いいですね。
何も考えないで、とにかく楽しめちゃう。
でもラストにはちゃんとメッセージがこめられてますよ〜。
そこがまたステキです。

原作は 『 007 』 シリーズのイアン・フレミングと知ってびっくり。


【 スタッフ&キャスト 】
監督 : ケン・ヒューズ
脚本 : ロアルド・ダール
原作 : イアン・フレミング
音楽 : リチャード・M・シャーマン / ロバート・B・シャーマン
出演 : ディック・ヴァン・ダイク / サリー・アン・ハウズ / ライオネル・ジェフリーズ

テーマ : 心に残る映画 - ジャンル : 映画

タグ : ミュージカル映画

EDIT  |  15:40  |  アメリカ映画  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.01.26 (Sat)

秘密の花園 (1993年 / アメリカ)

言わずと知れた児童文学の名作、フランシス・ホジソン・バーネットの原作を
美しい色彩と繊細な表現で、みごと映像化。

まず ”秘密の花園” という、甘美な響きがたまりません!
子供の頃、こういう誰も知らない場所や秘密基地って憧れたよな〜。
そんな懐かしい気持ちを思い出させてくれるステキな映画です。

そして映像が美しい!
時代がかった伯爵の館も召使いの服装も、もちろん花園も。
映像美ってこういうこというのね、と思える夢のような色彩にうっとり。

秘密の花園
秘密の花園
おすすめ度★★★★☆

【 ストーリー 】
インドの大邸宅で誰にも愛されずに育った10歳の少女メアリーは
突然の大地震で両親を失い、イギリスに住む伯父の館に引き取られる。

女中頭のメドロックはメアリーを不器量な子だと言い放ち、冷たい態度。
富豪の伯父は、10年前に妻を亡くした悲しみから未だ立ち直れず
年中家を空けてばかりいる。

その中で唯一、召使いのマーサだけは自分に親切に接してくれる。
今まで他人と心を交わしたことのなかったメアリーは
マーサの優しさに触れて、少しずつ心を開いていく。

ある日メアリーは屋敷の中で1本の鍵を見つけ、
これは庭園の奥にある秘密の扉の鍵に違いない、と確信。
マーサの弟であるディコンに打ち明け、2人はこっそり扉を開けてみる。

と、そこには伯父が妻の死とともに封印した花園の
枯れ果てた姿が広がっていた。

秘密の花園をどうにか生きかえらせようと思う2人は
それから毎日、誰にもないしょで木々草花の手入れをすることに。

ある夜、屋敷の中で不思議な声を聞いたメアリー。
声のする方へ向かって歩き、ある部屋にたどり着くと
白い顔をした男の子がベッドに横になっていた。

彼はメアリーのいとこのコリンだと言うが…。


【 見どころ&感想 】
子供たちの演技が素晴らしいです。

ずっと孤独に生きてきたメアリーは、最初全然笑顔がなくて。
いつでも周りを警戒してしかめっ面なのですが。

マーサやディコンのあたたかさに触れ、花園の手入れをしていくうちに
だんだんと心がほぐれていく様子がよく表現されています。

メアリーの服装の変化にも注目。
最初は色も暗めのかっちりスキのない服装だったものが、
だんだん明るくふんわりした雰囲気に変わっていく。

全体的にセピア調で落ち着いた画面も、
花園が息を吹き返すとともに色を増してより美しくなっていきます。

素朴で優しいディコンと、病弱でワガママないとこのコリン。
全く違うタイプの少年2人もうまく描かれています。


【 スタッフ&キャスト 】
制作総指揮 : フランシス・フォード・コッポラ
監督 : アグニエシュカ・ホランド
脚本 : キャロライン・トンプソン
原作 : フランシス・ホジソン・バーネット
音楽 : ズビグニエフ・プレイスネル
出演 : ケイト・メイバリー / ヘイドン・ブラウス / アンドリュー・ノット


▼こんな本も出ているのですね〜。
秘密の花園クックブック
秘密の花園クックブック


▼関連作品
リトル・プリンセス 小公女
同じくフランシス・ホジソン・バーネット原作。アニメでもおなじみ。

テーマ : 心に残る映画 - ジャンル : 映画

EDIT  |  14:25  |  アメリカ映画  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑
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